「みんな同じ」が求められる日本

 

W杯もいよいよベスト4が決まりますね!

 

あまりサッカーに詳しい方ではないのですが、
見始めるとついつい見入ってしまい、なんだかんだ
で結構見ています◎

 

 

サッカーの試合に関しては、
何年前の、何大会の何戦かもよく覚えていないので
すが(ほとんど覚えていない笑)、

真夜中に初めてTVで見た、カカ・ピルロ・ピエロ・
ピッポ選手(なんだか可愛い響き(笑))などの
スーパープレーに、サッカーの試合ってこんなに面
白いんだ…!と感激した記憶が残っています。

 

当時現役のピッポ選手が、現インザーギ監督になっ
ているあたり、何年前の話をしているんだと突っ込
みたくなりますが(笑)、

ファインプレーにしびれた感触(だけ)を割と鮮明
に覚えているって、意外とサッカー好きかもしれま
せん。

 

 

そんな風に楽しみながら、サッカーを見ていると、
他国と比べ、やっぱり日本人同士ってよく似ている
なぁと、感じることはないでしょうか。

 

元々の遺伝子のルーツ的な面からも、肌の色から、
髪の毛の質感、ヒゲや骨格など、全く見た目も異な
る選手がひとつのチームに集まる国も多いなかで、

顔つきは違っても、ぱっと見の印象が近く、無意識
に同じ人種だと認識できてしまう日本のチーム。。。

 

サッカーに限らなくても、
なんとなくエキゾチックな雰囲気や目鼻立ちがはっ
きりした人を見ると『ハーフかな?』と感じたり、
肌の黒さを元からというよりは日焼け基準で感じと
っていたり…

別に差別をするつもりはなくても、漠然と日本人の
中には生まれつきの肌や髪の色で、共通の認識・イ
メージがあると思います。

 

 

よく日本人は、

 

輪を大切にする、
みんな同じであることを求められたり、
出る杭は打たれる、
みんなと一緒が安心、          など、

 

集団の中で協調性を求められる傾向にありますが、
教育の影響もあれば、生まれつきの外見が似ている
こともその一つの原因だと言われます。

 

 

長友選手の髪が金髪になると、
それを見てどう感じるかという印象を抜きにしても

「染めたんだな」

と、生まれつきではない、本来の自然のものではな
いという共通の感覚は、他の国よりも無意識に感じ
やすい傾向にあるのです。

 

(本田選手も金髪に見慣れてしまって、もはや黒髪
の姿を想像しがたいですが、
それでも「生まれつき」と捉える方はほとんどいな
いのではないでしょうか。)

 

 

想像してみると、“人種のサラダボウル”と言われ
るような、子どもの頃から肌の色や目鼻立ち、骨格
も異なる人々の中で暮らすことが普通の環境だった
場合、

 

潜在的に 「みんな違って当たり前」

 

そう感じながら成長していく方が、
自然のことのように思えます。

 

 

それに比べると、今でこそだいぶ国際色が豊かにな
ってきましたが、割と近い見た目同士の中で育つ日
本は、変化や差を珍しく、特別なものと感じやすい
環境であることが分かります。

 

 

 

以前どこに目を向けるかで、見え方が変わることを
書きましたが、

似ているがゆえに良い意味でも悪い意味でも
“違い”が目につきやすい日本は、

まわりの空気に気を遣ったり、人と違うことをする
のに勇気がいるのは、ある意味風土的に仕方のない
部分もあるのです。

 

 

私もまだ、さほど多くはないのですが、
海外でヨガやピラティスのレッスンを受けた時、
そのクラスの自由さに驚きました。

 

インストラクターのガイドの中、それぞれが自分の
タイミングでポーズを始めるのが基本で、やりたく
ないポーズはやらないという人もかなり多いのです。

 

(特にNYのパークヨガでは、骨格とも相性の良い
パワフルな腕立てや逆立ちのようなアームバランス
は大好きな一方、後屈になるとやる気をなくしてご
ろんと休んだりする人もいたり…(笑)

好き嫌いの意思表示や、やるかやらないかの選択が
とてもはっきりしている印象でした)

 

 

真面目という部分もあると思いますが、

つらくても周囲の動きに合わせて付いていこうと努
力したり、まわりをよく見て自分だけが違う動きを
しないように気を付けるヨガの姿勢は、
やはり日本人ならではなのかもしれません。

 

 

無意識のうちに、
場になじむことを求められることの多い日本と、
違いの中で自分で選択することを求められる欧米社
会で、当たり前の価値観はやっぱり全然違うんだな
と感じた体験です。

(なので表立った場所で急に欧米化で自己主張を求
められても、難しいのは個人的な問題だけではない
こともあるので、責める必要もありません。)

 

 

ヨガに関して言えば、同じ日本人でも生まれつきの
骨格や日常の動作、その日の体調によっても身体の
コンディションは異なるので、

やはり一人ひとりが、今日の調子に合わせて
行うのがベストです。

 

合わせることに慣れ過ぎて、ご自身の感覚が
漠然として分かりづらい場合は、
“呼吸が苦しくならずに、ポーズを深められている
か”をバロメーターにするのも一つの手段です◎

 

 

何が良くて何が悪いか、正解はありませんが、
身の回りにはこういった傾向があるんだと知ってお
くと、それだけで少し楽になることがあります。

 

 

私自身、無意識に集団意識の影響は常に受けていま
すし、何も考えずに流されていることもあれば、
本心との摩擦で違和感を感じることもあります。

 

変えられない範囲のものまで全てを変えようとする
のは、とてもエネルギーがいることで、相手の気持
ちを変えられるかどうかには保証もありません。

 

ですが、自分一人ではどうにも変えられない価値観
・傾向もあることを知っておくと、

その中で「どうしたいか」、動かせる身の回りの範
囲で、居心地の良いベストな選択を探していく

という、相手の反応に関係なく確実な努力を重ねて
いく方法も選べますし、

相手を変えようとする場合でも、報われないかもし
れないけれどもその上で変えようと努力する、結果
に左右されない覚悟を持つことができます。

 

 

職場や友人関係、家族など、まわりにはいろんな集
団がありますが、相手の価値観は相手が変わろうと
しない限り変えられず、その権限も相手にあるもの
なので、

真っ向勝負もありですが、しんどければ右か左へ
受け流す、この先必要としない関係なら、離れる
というのも一つの選択肢です。

 

 

ちなみに最近、髪を自分史上一番短く切ったのです
が、担当の美容師さんが

 

「みんな一人ひとり違う人間なんだから、
どんな髪型にしたとしても、堂々としていれば、
それが一番似合うんです。」

 

と教えを説いてくださったので、思わず手を合わせ
て帰ってきました(笑)

 

 

本当、外見も思想も、何事においても、、

なじむにしても主張するにしても、
堂々としてれば良いんですよね。。。

 

 

究極のところ、美容師さんの言葉に全てが凝縮され
ていて、私のサッカーの話とかすごくどうでも良い
ですね(笑)

 

ただ初めのサッカー選手達が、サッカーにそこまで
詳しくない私にもカッコよく映ったのは、誰に何と
言われようと、堂々と自分のスタイルを貫いている
姿勢に魅力を感じたのも大きいのかなと感じ、、、

分野やレベルは全然違っても、その姿勢を見習って
いきたいと思いました◎