立ち方・座り方・歩き方で身体は変わる

この連休は骨盤底筋トレーニングヨガの講
座を受け、かなり骨盤周り・インナーマッ
スルを鍛えていました。

 

正直きついポーズも沢山あったので、筋肉
痛になる予感があったのですが、面白いこ
とに筋肉痛は起こらず、むしろ腰回りが軽
くなって、身体が一日経った今でもずっと
ポカポカしています。

 

 

シックスパックや、スピードスケート選手
の立派な太ももに見られるアウターマッス
ルは、瞬発的に大きな力を生み出す短距離
ランナーのイメージに対し、骨盤底筋など
のインナーマッスルは安定的で持久力のあ
るマラソン選手の様な感覚です。(実際の
競技でも筋肉の付き方が違いますよね。)

 

ただアウターマッスルが動くためには、ま
ず必ずインナーマッスルが働いて姿勢を調
整するので、どんな動きをする際にも、イ
ンナーマッスルは必要不可欠な筋肉なので
す。

 

 

昨日までの練習も、インナーを主に使って
いたおかげで、疲労感が残らず、巡りの良
い状態が持続しているんだと、不思議な感
触がとても腑に落ちています。

 

身体が楽になることを、身をもって断言で
きますので、これからのヨガにも積極的に
取り入れていきますね。

 

 

前回少し触れた、足の使い方についてです
が、インナーマッスルに通じる部分が沢山
あります。

 

身体の歪みや負担をかける動きなどからく
る、冷えやむくみ、角質やこりなどは、特
別な運動をしなくても、日常の中でイン
ナーを使う意識を増やしていくだけで改善
していくことが可能です。

 

逆にヨガやジムで3日に一度、集中的に1時
間身体をトレーニングする時間をとったと
しても、他の69時間で、身体に良くない姿
勢や動作を続けていれば、変わらないどこ
ろか、更に状態が悪くなっていくことも十
分ありえます。

 

 

 

じゃあ運動は無意味なのかといったら、そ
んなことはありません。

 

日常動作よりもダイナミックに動くことで、
筋肉に血流を促し、身体の感覚や動かし方
が意識しやすくなりますし、普段の生活と
は違う刺激を加えることにより、凝ってい
る部分や左右差など、今の状態を知り、疲
労や癖、弱い部分などに気付く大切な手掛
かりになります。

 

そして巡りが良く、硬くなった部分がほぐ
れやすい状態で動くことで、均整の取れた
ニュートラルな状態に近づけやすくなるの
です。

 

運動で、良い変化を得られるかどうかは、
この運動後の整った状態を、日常でも持続
できるかで変わってきます。

いくら運動して、その時に「気持ち良かっ
た」と楽になる感覚があっても、帰り道に
足に合わない靴を履いて、足指を使わずに
歩いて、肘にカバンをかけて(実はこの持
ち方は腕や肩にかなり負担をかけます。)、
猫背・ストレートネックで携帯を見て…
なんて行っていると。。。身体はすぐに歪
み始めることが容易に想像できますね。

 

 

恐ろしいですが。。。このブログを何気な
く読んでいる今の無意識の姿勢こそ、1秒、
1分が積み重なって、明日の身体をつくっ
ているのです。

 

 

私もこう書きながら、今、背筋を改めて正
しました(笑)

 

無意識でできる癖がつくのが一番ですが、
気づいた時に5秒、身体を意識する時間を
増やしていくだけでも、1週間、1ヶ月と続
けていくと大きな変化となって表れます。

 

 

私もヨガを始めたばかりの頃、割と運動量
の多いビクラムヨガに打ち込んでいました
が、日常生活の意識が抜け落ちていて、身
体に劇的な変化はそこまでありませんでし
た。(当時の私にとってヨガは、精神的に
救われる、心の拠り所のような存在でし
た。)

だんだん心が落ち着いてくると、徐々に
ポーズを深めることにも気力が湧き、身体
の使い方に意識が向くようになっていきま
した。

 

身体に変化が起きたのはそれからです。
ポーズ中の意識の向け方も変わりましたが、
1番変化したのは、やはり日常での意識で
した。

具体的には、基本的な立つ時に、

 

・足の指先をしっかり床につけて、かかと
や左右に重心が偏らないようにする。
(これができれば、足裏の角質は厚くなり
ません。)

 

・膝とつま先の向きに気を付けて、膝より
もつま先が内側に入らないようにする。
(座っている時も同様に、内股にねじらな
い。)

 

・横からくるぶし、膝、腰、肩、耳が一直
線になるようにする。

(私は膝が伸びすぎて、くるぶしや腰より
も後ろに反ってしまう癖がありました。こ
の状態だと膝を痛めるだけでなく、前モモ
が発達して太くなり、お尻やお腹が使えず
たるんでいきます・・・。普段から反ってい
ると最初は曲げているような感覚になりま
すが、横から見てまっすぐな状態を意識し
ていると、次第にそれが自然で楽になって
いきます。)

 

座っている時は、

 

・骨盤を起こした状態で座る。
(座った時にお尻の下にあるごりっとした
骨をしっかり下につけると、腰が後ろに倒
れて丸くなりません。)

 

・こまめに体勢を変える。
(どんなに良い姿勢でも、同じ姿勢でいる
と身体は固まってしまいます。ずっと背筋
を正した状態でいるより、5分おきにだれ
んと緩めるなどした方が、凝らずに疲労も
たまりません。)

 

歩く時は、

 

・後ろ足の甲・足首を、一歩一歩その都度
伸ばす。
(ロボットのアシモのように、足首を曲げ
たままではなく、毎回しっかり伸ばします。
これだけで、足首・ふくらはぎの運動量が
各段に増え、流れが良くなり、むくみが改
善されていきます。)

 

・かかとからではなく、指先から地面につ
き、足指付け根のアーチで地面の衝撃を吸
収する。
(足裏と指先を使うことになります。かか
とからガンガン着地していると、上手く衝
撃を吸収できず、股関節が硬くなり、骨盤
周りが歪む原因にも・・・。)

慣れてきたら、また少しづつ意識すること
を増やしていけますが、最初はこういった
シンプルな動きを、癖になるように心がけ
ていきました。

 

ひとつひとつは簡単で、とても小さなこと
なのですが、一回の動作ごとにインナーマ
ッスルを始め、連動して使われる筋肉がま
るっきり異なり、その積み重ねで大きな差
が出ます。

 

私は元々、ただでさえ気力も無く、なにも
したくない・・・という中で、せっせと無駄
に身体を歪め、老廃物を溜める動作だけは
積み重ね。。。という、今振り返ると、切
ない位にもったいないことをしていました。

 

どうせ立ったり、座ったり、歩いたりする
なら。。。それをマイナスにして、新たな
メンテナンスに労力を費やすより、ちょっ
とした心がけで、それ自体をトレーニング
にしてしまった方が、無理なく時間もエネ
ルギーも効率的に使えて、お得です。

 

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