スタジオに暖房を入れる寒い日も増えてきました。
自己流の天気予報を割と外して風邪気味のため、
毎日ネギ湯を飲んでいます(笑)
風邪のひき始めに一番効くようですが、身体がポカ
ポカして呼吸が楽になるので、薬にアレルギーのあ
る方にもおすすめです◎
話は変わって先週、三重一人旅に行ってきました。
伊勢神宮をはじめ、見たい景色は色々考えましたが
今回の一番の目的は、
「ナガシマスパーランド」の
“スチールドラゴン2000(※)”
に乗れるようになること
(↑スチールドラゴン2000 出典:公式サイト)
(※)公式HPによると…スチールドラゴン2000は
【ギネス世界記録】
★コース全長2,479m
(現在:世界1位)
世界一のスケール! およそ3分30秒もの脅威の乗車時間を誇るモンスターマシン!
☆最高部高さ97m
(現在:日本1位)
日本一の高さ97mから約68度の傾斜を急降下!体感はほぼ真っ逆さま!!
☆最大落差93.5m
(現在:日本1位)
最高点から地上までの急降下では、約3.5Gの荷重が!!
☆最高速度153km/h
(現在:日本2位)
この超スピードでセカンドドロップへ!無重力体験を味わえます!
(ナガシマスパーランド公式サイトより引用)
あのギネスワールドレコーズにも認定されている
世界一のスケールなのです◎
割と人に話すとふざけているように思われがちです
が、ガチで昨年から思い続けていた、本気度の高い
目標でした。
私はいわゆる絶叫系の乗り物が苦手で、
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンも
出来ることなら乗りたくないレベル。。
今まで、ジェットコースターに乗れたら楽しいのに
な。。と憧れはあったのですが、
別に乗れなくても困らないし。。と
なんとなく恐怖心から避けてしまっていたのです。
ですが近年、スピリチュアルな不思議体験に出くわ
したものの、自分の高所やスピード感に対する恐怖
心でその体験を楽しめず、悔しい気持ちになった
出来事がありました。
それまでさほど困らなくても、強く感情が揺さぶら
れると人間動き出すもので(笑)
『ジェットコースター克服!!』のスイッチが入っ
たんです。
(↑スチールドラゴン2000 出典:公式サイト)
克服を決意した時は「恐怖心」について、
ちょうど勉強している最中。
教わった【恐怖】に対しての見方・向き合い方を
実生活で試しながら、小さな成功体験を重ねていた
延長で、今回も実験をするようなワクワクした
気持ちで挑みました◎
結果は、というと。。。
克服 大成功です!
(途中ガラ空きの遊園地で、1人泣いたけれど 笑)
ジェットコースターへの恐怖心は消え、やっとこの
歳で楽しさにはまり、、今は富士急ハイランドが
気になって夜も眠れません(笑)
道のりは順調(?)でしたが、はじめはファンタ
ジーな乗り物に涙しながらのスタート・・・そんな克
服経過はまた詳しく書きます。(⇒過程の記事)
今回はジェットコースターという非日常的な対象で
すが、【恐怖】の対象が日常生活に関わりの深いも
のだと、毎日息苦しさを感じたり、行動を制限され
て困ることもありますよね…。
例えば、
「対人恐怖」や「赤面恐怖」、電車や人ごみでパニ
ック発作を経験し、また起きるかもしれないと不安
になる「広場恐怖」、
過去のトラウマからある特定の「動物」や、「閉所
恐怖」などの環境に対するものまで…生活に支障を
きたすものは様々あります。
実際に私も「対人恐怖」や「赤面恐怖」に悩んだ
過去があります。
小学生の頃、始めは人前で話す時だけだった“赤面
してしまうこと”に対し、先生から「みんなはそう
ならないのを見てごらん。あなただけ、おかしい
よ?」と注意され、
「また赤くなったらどうしよう・・・。」
と、自分の中で恐怖心を増殖させてしまいました。
すると赤面症はますます悪化し、日常の会話にも
影響していた時期があります。
人とも上手な距離感をとることが難しく、苦手意識
から、構えれば構えるほどエネルギーを消耗し、
学校や職場から帰るとぐったり疲れて、動けなくな
ってしまう、、なんてこともよくありました。
また、追いかけられて噛まれたトラウマから、犬に
対しても恐怖心を持っていて、ヘッドスパを行って
いた美容室の看板犬との出会いで無事克服できたの
ですが、それまでは道で遭遇したら、出来るだけ離
れて息を止めて通り過ぎようとしていました(笑)
そういった生活に関わるさまざまなものに対しての
『恐怖』がなくなっていくと、
身構えることが減り、体感的にものすごく楽ですし
行動の制限がはずれていくので、環境や体験できる
出来事も、大きく拓けたことを実感します。
今では身軽にできることも、以前は重たい鎧を付け
完全武装で戦場に立ち向かって行くような感覚だっ
たので、些細なことがものすごく重労力でした…
ただ、こうして書いていますが、
『恐怖』は決して悪者ではなく、自分の身を守るた
めに、人間なら誰しも起こる防衛反応 です。
ケガや事故など、人は恐怖心を感じるからこそ
慎重になり、身の危険を防いでくれます。
ですが、本来は必要のない所で『恐怖心』により
ブレーキがかかり、行動を制限されてしまうのは
すごくもったいないし、苦しいですよね。
もし今、自分の足を引っ張っているように感じる恐
怖があるなら、それは“元々は自分の身を守るため
に生まれた”本能の働きによる自己防衛反応で、
できてしまったことは“仕方がなかった”ことを認め
無意味に自分を責めることをやめましょう。
適切な方法で段階を踏み、恐れなくても良いことを
身体で覚えてしまえば、恐怖心は無くなります。
頭ではなく“身体”で、
身体が安心すれば、反応は必ず変わります。
次回、もう少し『恐怖心』について
詳しく書いてみますね。
(続き)【恐れ・恐怖の正体】身動きをとれなくさせる”こわいもの”とは