【花粉症の緩和】アレルギー・炎症を和らげる-ヨガとオイル-

アトピー・アレルギー体質で、小学生で花粉症デビ
ューをした私ですが、ヨガなどの運動習慣や食生活
の変化で、徐々に体質が変わったのか、近年は落ち
着きつつあります。

が、やはり少しムズムズ。。。

薬を飲まなくてもいられるので、以前とは比べ物に
ならない程楽ですが、この時期は普段のヨガに加え
オイルを積極的に取り入れ、乗り切っています。

<目次>

アーユルヴェーダ』をヨガの師匠である
マイラ先生のもとで教わっていた時、

身体が出したがっているものは、抑え込まずに出しなさい。

と、くしゃみを抑えようとして注意されたことがありました(笑)

以来、熱でも吹き出物でも涙でも、意味あって出て
いるものはなるべく止めないようにしていますが、

俗世から離れ、一人で暮らすならまだしも、社会の
中で生活していると、時と場合によっては症状を着
かせたい時もあると思います。

そんな時、薬のような強力な効き目はありませんが
マイルドに生活に取り入れやすいのが
アーユルヴェーダの知恵です。

アーユルヴェーダとは

シロダーラ(別名:脳内マッサージ)の施術。
温めたオイルをダーラポットから額(第3の目)に垂らし、
オイルの圧で神経の緊張を和らげ、深いリラクゼーション
と共に脳を瞑想状態へと導きます。

アーユルヴェーダ(Ayurveda)」は、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命の科学」という意味の、インド・スリランカ発祥の伝統医学です。

5000年の歴史があり、ユナニ医学、中医学(東洋医学)と並んで、世界三大伝統医学の一つとされています。

伝統医学は互いに影響しあって発展したため、共通点も多く、特に中医学の薬膳や漢方、気功の考え方はヨガやアーユルヴェーダに通じるものも多くあります。

現代社会においても、その膨大な研究・知識に基づいて体系化された智慧(ちえ)は、高度な予防医学食事法養生法として注目され、近年ではより身近な、生活に取り入れやすいようにアレンジされた「健康法」として、ヨガやオイルマッサージ、ハーブやスパイス、アロマといった日常生活の一部として広まっています。

アーユルヴェーダでは、自然との調和のとれた生き方を目指す「生命哲学」としての側面もあり、

ヴァータ(空・風)・ピッタ(火・水)・カパ(水・地)の3つのドーシャと呼ばれるエネルギーの性質で、個人の体質に合ったバランスを考えるのが特徴的です。

(↑ネティポット 画像出典:tirakita

私は前回ご紹介したネティ(鼻うがい)を、
花粉の時期だけでなく毎朝続けています。

一度スッキリした感じに病みつきになってしまうと
やらない方がムズムズ気持ち悪くなります(笑)

ネティ(ジャラネティ)とは

ネティ(ジャラネティ)は、食塩水を片方の鼻の中に注ぎ込み、反対側から出すことで鼻腔内の老廃物や細菌を洗い流すアーユルヴェーダの浄化法です。日本では「鼻うがい」「鼻洗浄」と言ったりもします。 一見、痛そう…染みそう…に思えるかもしれませんが、人肌程度のぬるま湯で生理食塩水に近い塩分濃度で行えば、痛くなりません。(水道水そのままだと染みます…。)

ネティポットの使い方
  1. ぬるま湯(25度〜30度)の生理食塩水を準備して中へ。
  2. 片方の鼻腔にポットの先を差し込み、顔を傾け、食塩水を反対の鼻腔へ流します。最初は口を開けて、息を吐きながら(マイラ先生は「あー」と声を出すことも推奨していました)流し込むとやりやすいです。
  3. 反対側からも同様に流し込みます。
  4. 鼻を軽くかみ、ナスヤオイルまたはセサミオイル、ひまし油を1、2滴点鼻し、鼻に行き渡らせます。

アーユルヴェーダを勉強したHale Pule製の初代
ネティポット(前回紹介)が銅製で使いやすかっ
た為、劣化で水漏れしてしまうようになってから
TIRAKITA銅製のものを愛用しています。

(使い心地の良さ、しか実感はありませんが…笑
には抗菌、殺菌効果があるそうです。)

TIRAKITAのネティポット

日本ではなかなか銅製のものを扱っているお店は
少なく、セラミック製やプラスチック製のものが多い印象。

体質的に金属と相性の良くない場合は、セラミック製が安心かもしれません。


また、その他、花粉の時期は特にひまし油
お世話になっています。

充血、炎症に『ひまし油』

ひまし油とは

ひまし油(キャスターオイル/カスターオイル)は、アメリカの療法家 エドガー・ケイシーさんによる「ケイシー療法」でよく用いられることで有名な、ひま(唐胡麻 トウゴマ)という植物の種子から採れる植物油です。

無味無臭で、やや固めのとろっとした粘度の高い質感のひまし油は、リシノール酸を多く含み、抗炎症作用が知られています。

私は本格的にケイシー療法を学んだわけではないの
ですが、アトピーを発症してから低刺激の植物オイ
ルを色々と試し、ひまし油とも出会いました。

(▽様々なブランドで販売されています。)

私は『ひまし油』目に点眼して、かゆみの緩和
充血・こすった傷などの痛みの回復に使ったり、

上を向いて鼻に行き渡らせると、しばらく鼻水が
ピタッと止まり、鼻の中の腫れが引いて通りが
良くなるため、点鼻して使っています。

まぶたや鼻のまわりの傷や荒れている箇所も、ヒリ
ヒリ沁みることなく保湿できる安心感と、充血や疲
れ目に点眼した時のとろんと潤う感触が好きで、
長らく愛用中です。(蜂蜜のような粘度です)

(オイルを点眼してしばらくは視界がぼやけますが
私は10分程で、驚くほど目の充血がひきます…◎)

点眼・点鼻する際には、以下のようなチューブ
スポイト容器に移し替えると便利です◎

※アーユルヴェーダでは「ネトラバスティ」という
画像の様に目元をオイル(ギー)に浸す施術もあります(!)

効果には個人差やアレルギーで肌に合わない場合も
あるため、試す場合は必ず ※ 状態を見ながら ※ 行ってみて下さい◎

異常を感じたら使用を中止し、点眼の際は特に、
衛生面での管理もご注意くださいね。

(体質に合い、清潔に行えば、5年以上継続していても異常はないのでご安心ください◎)

荒れて過敏になりがちな、肌や粘膜の保護

粘膜を保護して花粉の侵入を防ぐのに『ひまし油
の他、『ワセリンや『馬油』、『ギー』を鼻や目のまわりに塗る方もいるそうです。

油分でコーティングすると、その保護被膜が花粉を
とらえ、ガード
してくれる作用の他、肌のバリア機
能を高めて炎症を抑える
効果が期待できるのだか。

(外出先から帰ったら洗い流す、こまめな塗り直しが効果的です。)

馬油とは

馬油は元々やけどの治療にも使われていた、傷の修復や抗炎症作用が知られる馬の油から不純物を取り除いたオイルです。

人間の肌の成分に近く、セラミドも含む保湿力の高さから、古くからアトピーや敏感肌、赤ちゃんの繊細な肌の保湿や、肌荒れやあかぎれ、炎症にも重宝されています。

ギーとは

ギーはアーユルヴェーダでは“最高のオイル”とされる、無塩バター(牛乳)を煮詰め、不純物をろ過して取り除いた純粋な乳由来のオイルです。

ブチル酸が豊富で、ビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きの他、T細胞という免疫細胞を増やし、アレルギーの症状や炎症を緩和させる効果があると言われています。

体質によっては植物性のオイルだと刺激を感じ、
動物性のオイルの方が肌に合うという場合もあるの
で、「どれが1番効く!」とは一概に言えず、
自分の肌との相性だと感じます。

馬油もギーも、さらっとした使用感はやや似ていま
すが、個人的な感覚で、においは馬油の方が格段に気になりません(最高なオイルだけあり…笑)

私はひまし油の鼻や口に入っても味や香りのない
使用感が1番好きですが、馬油も保湿に愛用しています◎

こちらも異常を感じたら中止し ※ 状態を見ながら ※ 試してみてください◎

オイルビュッフェ 34種の中から5種類選べるお試しキャリアオイル

 

△数あるオイルから自分に合うものを選ぶ参考に◎
まずは少量からお試ししてみるのもおすすめです。

アレルギー誘発の元に『α-リノレン酸』

体質的に花粉症アトピーを併発し、抵抗力が落ち
ている肌は、質の良い汗(※)が出にくく、乾燥や
その水分不足のバリア機能低下状態から守ろうと、
皮脂が過剰に出る『インナードライ肌』に傾くことも…

(※)関連:『質の良い汗』のためにできること

すると余計に肌荒れが悪化したり、荒れた肌からの
細菌やウイルスの侵入を防ごうと、アレルギー誘発
物質が過剰に働くことで、更なるアレルギー反応の
原因になりえます。。

そんな過剰な炎症や、アレルギー誘発物質の働きを
抑制する作用が報告されているのが

α-リノレン酸(オメガ3)』

α-リノレン酸(オメガ3)』

『シソ油』
『えごま油』
『アマニ油』

などに豊富に含まれているため、生のまま食事から
取り入れるのがおすすめです。

私はかゆみや赤みが出た時、内側からのケアとして
毎日スプーン1~2杯ほど摂り続けると、炎症の治ま
りが格段に早まります◎

ここ数年は花粉の時期に備え、冬の間から毎日習慣
的に摂取するようにしているのも、症状がほとんど
出ない落ち着きにつながっているのかもしれません◎

(※食物アレルギーもあるので、かなり助けられています。)

ただ、やっかいな花粉症の症状も、東洋医学的な
見方では、身体なりにバランスを取ろうと必要に応じて起こっている働きのようです。

そんなひたむきな仕組みを簡単にご紹介します。

東洋医学からみた『花粉症』メカニズム

私達人間の身体は、冬の間に水分代謝が滞り、
体内に余分な「」が溜まって、身体が芯から冷え
しまった場合、

春になっても熱を生産しにくくなり(冷えた水から
お湯をつくるには、膨大な火力(エネルギー)と
時間がかかりますよね…)
身体の抵抗力が落ちてしまうと考えられています。

(↑体温と免疫は切っても切れない関係)

抵抗力の弱った体内にはウイルスやアレルギーの元
も入りやすくなるため、前述の冷えてしまった身体
は、どうにかしてアレルゲンの侵入を防ごうと、
肌表面をコーティングするように、必死にバリアを
張ろうとするそうです。

すると外からの侵入を塞いだことで、肌表面から内
に溜まった水を適切に放散できなくなり、行き場を
失った不要な水
は、他の出入口から出そうとします。(※)

(※きちんと汗がかけなくなっている状態とも。

関連:⇒『質の良い汗』のためにできること

このひとつが、春先に出る鼻水なんだそうです。

そして体内で「」が停滞してしまうと、
(※)」の流れも悪くなるため、滞った気を動
かそうとするのがくしゃみなのだとか。

(※「気」は気功などでも見られる”エネルギーの
流れ”のようなイメージです。

停滞してしまった流れを、「えいっ!」とくしゃみ
の刺激で動かす感覚なんでしょうね。)

アシュタンガヨガ・ハタヨガ・ポーズ

私自身もそうなのですが、生徒さんからも

“ヨガのレッスンが終わると、
鼻の通りが良くなった。症状が楽になった”

という声をよく聞きます。

先程の仕組みから考えれば、

ヨガで動くことで、内側から熱を生み出し
リラックスし、外側の過剰なバリアをゆるめる
汗」をかくことで、余分な「水」を外に出す
深い呼吸と共に動いて「気」を巡らせる
ストレスを緩和して免疫抵抗のバランスを整える、、など

花粉症の症状を和らげるのに、効果的であることが分かりますね◎

そもそも水分代謝を滞らせない、春に身体が花粉症
の症状を出さなくても良い状態にするには、
冬の間からしっかり動いて身体を温めておくことがより効果的です◎

つらい思いをされている方も多いと思いますが、
ぜひヨガや様々なオイルの力を借りながら
寒さの和らぐ貴重なあたたかい季節を楽しみましょう◎

関連: