どんなことでも、いつかは必ず終わる

 

まだ続くものもありますが、個人的に最近
色々なことが終わって、一段落しました。

 

途中で余裕が無くなってしまうこともあれ
ば、終わってスッキリ、ほっとしたり、少
し寂しいような気になるものも・・・。

 

ものをつくることに関しても、終わる度に、
途中のしんどさから「もう嫌だ!」と思う
のに(笑)、結局何度でも新たに始めてし
まうのは、やっぱり好きだからなのかな、、
と感じています。

 

楽しいことも、苦しいことも、、、いざ終
わってみると、どんなことでも永遠に続く
というものは無く、、いつかは必ず終わり
がくるんだなぁ。。。とつくづく実感しま
した。

 

人それぞれ“終わり”というものを、どう
捉えるかは変わってきますが、私の中では、
何事にも終わりがあるということは救いで
す。

 

 

もう6年以上も前になりますが、女優の堀
北真希さんがインタビューで話していた

 

とにかく“始まれば終わる”。始まれば
必ず終わりが来る、と思って頑張ってきま
した。

 

という言葉が凄く印象に残っています。

 

(もう家庭に入られてしまいましたが、こ
の頃もまだ若いのに、すごくしっかりした
印象でした。)

 

 

これを聞いた当時、終わりにしたくても、
なかなか終わらせられないことを抱えてい
た時期ということもあり、心に響いたこと
を覚えています。

 

「そうか。。今はこんな風でも、いつかは
終わるのかな。。。」

そう思うと、気持ちが少し軽くなったよう
な気がしました。

 

後から実感しましたが、本当は永遠に続く
ものなんて現実には無いのに、自らの幻想
で「ずっと続くんじゃないか」と思い込み、
恐れることで、自分自身を苦しめていたこ
とが、思いのほか多くあったのです。

 

 

例えば、眠れない日が続いていた頃、

「昨日寝れなかったから、今日も眠れない
んじゃないか・・・」

無意識でそんな風に思い込んでいました。

 

でも「昨日よく眠れなかった」という出来
事は、厳密にはもう昨日の時点で完結して
いて、終わっていることです。

 

今日はどうなるかなんて誰にも分かりませ
んし、昨日のことが何かの根拠になるわけ
でもありません。

その日・その直前の過ごし方、そしていざ
布団に入る時の環境や状態で、いくらでも
睡眠は変わります。

 

また人によっては、逆に「昨日寝れなかっ
たから、今日はぐっすり眠れそう!」と思
う人もいれば、そもそも昨日眠れなかった
ことすら覚えていない…という人もいる
ように、同じ出来事に対しても捉え方は
様々で、どれが正解というものもありませ
ん。

 

それぞれが自由に意味合いを付けていった
後付けした思考を除けば「眠れなかった」
という、ある出来事が昨日に残るだけ。

 

「だから○○~」というのは、本当にそう
なるかは分からない、ひとつの想像で、現
実に起きる真実ではないのです。

 

 

そうして冷静に考えてみると、本当は過去
も未来も、今と連続して出来事がつながっ
ているわけではなく、起きたそれぞれの独
立した出来事を、想像を補ってつなげてい
ることが分かります。

 

人の脳は、効率よく情報を整理するために、
理由を探したがる性質があるのでややこし
いですが(笑)、フラットに見ようとする
と、現実は日々起こることが、それぞれ一
話完結の世界です。

 

「こうしなくては」「こうすべき」「自分
はこういう人間」「この前はこうだった
し」…など、無意識な思い込みを外して、
こんがらがった思考をシンプルにしていけ
ば、今、続けたいと思うのなら続けても良
いし、今回限りにしたいことは、いつでも
終わりにできる、「今」が過去や未来とは
関係のない、自由な状態になるのです。

 

(意識をしなければ、つい自分の思考回路
に流されてしまい、難しいですが(笑))

 

 

結局、私自身の不眠に関しても、ずっと続
くんじゃないかという思い込みを手放した
のが良かったようで、今日明日までに何と
かしようとせず、いつかは終わるだろうと
肩の力を抜いてみたら、ちゃんと終わりが
やってきました。

(これも厳密に言えば、後付けの理由です)

 

思い返してみれば、摂食障害に悩んでいた
頃も同じです。

 

 

どんなに躍起になって色んなことで気を紛
らわせようとしても、心から

終わりがくること

今この瞬間は、昨日とは関係がないこと

を信じられなかったのです。

 

 

本来は昨日までどんな生活を送っていたと
しても、いつからでも新しく変えられる現
実のなかで、

表面上はもう終わりにしたいと考えていて
も、心の奥底では

“今日も明日も、私はきっとやめられない
だろう”

と永遠に自分の異常な行動が続くと思い込
んでいて、実際にその“心から信じる行動”
をとり続け、苦しんでいました。

 

 

自分を心から信じることが出来ず、本当は
そうであってほしくない“永遠”を信じて、
行動で示していたなんて。。。健気に信じ
る方向性を間違えすぎていたことに、恐ろ
しくなります。。。(涙)

 

 

 

今でも苦しくなってきた時に、思い出すよ
うにしていますが、

 

とにかく“始まれば終わる”、
始まれば必ず終わりが来ます。

 

 

その終わりがいつになるかは分からなくて
も、ありえない永遠を信じてそこに自分を
縛り付けるより、いつかは終わると肩の力
を抜いた方が、楽に早く、切り抜けられる
はずです。

 

そして、終わりを信じることができれば、
開き直って(?)途中を楽しむ余裕も生ま
れます。