完璧を恐れるな

salvador_dali-art museum-inteviam

 

前回の「何かを続けること・そして成果を出すには
…」という話で、ちらっと登場した
「完璧」について。。。

 

極端な完璧主義は要注意ですが、完璧を目指すこと
は決して悪いことではありません。

 

と言うと、結局完璧を目指すのは良いのか悪いのか
よく分からなくなってくるので、ここで画家
サルバドール・ダリの名言を紹介させて頂きます。

 

 

 

 

『-完璧を恐れるな
完璧になんてなれっこないんだから-』

by Dali Salvador

 

サルバドールダリ_写真

(出典:Artpedia)

 

 

 

 

 

ですよね…

はい。

と納得してしまいますね(笑)

 

 

そもそも完璧になんてなれっこないんだから、
完璧に執着したり、ミスに落ち込んだりしてない
で、つべこべ言わず

「とにかく恐れずにやってみたまえ」(ダリ風)

と教えを残してくれています。

 

dali_salvador-bronze-inteviam

 

ちなみにダリは私の大好きな画家で、彼の書いた本
や、彼について書かれた本をよく読むのですが、

知れば知るほど、自分の才能をセルフプロデュース
するのが天才的に上手だったんだなぁと尊敬します。

 



 

よく天才画家とも言われていますが、それすらも

「天才になるためには、天才のふりをすればよい」

という名言を残しているように、
自らの手で作り上げて本当に天才になれてしまうの
は、流石としか言いようがありません。。

 

天才とまでは行かなくても、
自分の生きたいように生きるヒント、
人との違いに生じる生きづらさを逆手にとり、自分
の個性として活かすヒントを
沢山の名言で残してくれているので、また改めてご
紹介できたらと思います。

 

 

(※写真は裏磐梯の諸橋近代美術館、
通称:ダリ美術館です。ダリ好きの方におすすめ◎)

 

 

 

完璧の話を戻りますが。。。

「やるからには完璧に」という思いが強くて、
いつまでも行動に移せなかったり、途中思い通りに
いかないと嫌になって投げ出してしまう方は、

完璧を「到達しなければならないもの」と自ら大き
な存在にして、余計に恐れてしまっている部分は
ありませんか。

 

また「完璧を恐れない」ということは、
同時に=「完璧じゃないことも恐れない」というこ
とでもあります。

 

 

もし、完璧=○ 完璧ではない=×
という判断基準を持っているなら、

それは常に、「途中過程=×」と否定し続け、

「このままではいけない。」
というプレッシャーを自らに課していることに。。

 

ただでさえ到達するのが難しい場所だからこそ、
身構えて気負って、はじめから100%を目指すより

「失敗は当たり前」くらいに思って、恐れず挑戦し
た方が、結果的に余計なプレッシャーと戦わず、
その分、より完璧に近いところに到達できたりする
例はたくさんあります。

 

edison_thomas-light_bulb

 

エジソンも電球を発明するまで、1万回失敗したそ
うですが、そのことをインタビューで聞かれた時、

「失敗ではない。
うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ。」

と答えたそうです。

これも完璧を恐れず、目の前のことにひたむきに行
動を起こし続けたからこそ言える言葉と、ついてき
た結果ですよね。

 

 

こういったエピソードに触れると、私ももっと結果
にとらわれず、小さなことからでも行動を起こして
みよう!と背中を押される感じがしますが、

頭では分かっていても、いざ前に進もうとすると
それまでにあった失敗に対する恐怖心を取り除けな
い…と躊躇してしまうこともあるかと思います。

 

 

私も子どもの頃から、極力失敗は回避するように生
きてきて、かつては失敗恐怖症な部分があり(笑)

どうにもならない派手な玉砕体験をやらかしたこと
で、良い意味で吹っ切れ、今では当たって砕けろ精
神でエイッと飛び込める部分は増えてきましたが、

まだまだ思い切れない苦手分野も、残っていること
は事実です。

 

 

でも「なぜ自分が失敗を恐れていたのか」、
1番大本になる恐怖に対する思い込みに気付き、

「失敗しても、考えていたほどおそろしい、
恐れていたことは起きなかった。」

と、どうにか安心できた体験を繰り返していると、

それまで手出しできなかった状況も、少しづつ好転
してきた実感があります。

 

 

「なんだ、こんなことにこだわっていたんだ」と
拍子抜けして、それは違ったと納得できる体験があ
ると、自然に無意味な完璧主義も手放し、失敗がそ
れほど怖いものではなくなっていくことがあります。

 

アシュタンガヨガの練習は身体は後からついてくる

 

失敗への恐怖は、どこからくるのか…

どうして失敗をいけないと思ってしまうのか…

 

そんなことを自分に問いかけてみると、

 

例えば、

完璧にしないと、親や友達に失望される…

ミスをすると自分の存在価値がなくなってしまう…

完璧にしないとまわりから認めてもらえない…

一人ぼっちになったり、嫌われるんじゃないか…

 

失敗することの陰に隠れて、失敗そのものではなく
失敗することで脅かされる“何か”が、自分の中に
あることに気付いてきます。

 

 

たとえ理屈が通っていなくても、それを守るために
本人の意思とは関係なく、失敗してはいけないとい
う思い込みを無意識に作り上げていたりするんです。

 

でも、よくよくそれらを冷静に振り返ってみると、
本当にそう…?と疑わしいところが見えてきます。

 

failure teaches success-inteviam

 

私も極度にドキドキして、この世の終わりのような
自意識過剰なシナリオを頭の中で作り上げてしまう
ことがあったのですが(笑)

 

意外と、、、

失敗してみても、、、

 

「ごめんなさい!間違っちゃいました!」

「あぁ(笑)全然大丈夫よ。次、気を付けてねー」

 

で済んでしまうことがほとんどでした。。

 

 

むしろ、まわりの人だってそれぞれで忙しいので、
私の失敗にいちいち構っている暇もなく、一人でい
つまでも気にして引きずっているのが取り越し苦労
だったと、実感することも多かったです(笑)

 

 

失敗に対する恐怖心を無くすには、自分の中にでき
てしまった思い込みに気付き、

「こんなことを気にしてたんだ…恥ずかし…笑」

と客観的に正しくないことや、良く見せようとして
しまう鎧、恥を認め、ほほえましく納得すること。

(否定してしまうと、余計に苦しくなるので。。
あくまで余裕とユーモアの視点を忘れずに(笑)矛
盾に気付けば、思い込みは勝手に無くなります。)

 

またあえて当たって砕けて、失敗しても何も失わな
いことを経験すると、次第に平気になったりします。

 

どちらにしろプレッシャーに感じたり、追われるよ
うな感覚ではなく、自分から向かっていくイメージ
を持てると良いですね。

 

あのダリも、大勢の観衆の前で、潜水服で講演をし
ようとして、酸素供給が上手くいかずに死にかけた
こともありますし…
私も見習ってもっと攻めてみようと思います(?)

 



↑左上にいるのがサルバドール・ダリ(笑)