しわが教えてくれる身体の正しい使い方

ここ最近、ご依頼を頂いた絵を3枚、集中
的に描いていました。

あまり器用ではないので、一度に色んなこ
とを並行して出来ず、ついそればっかりに
なってしまいますが、もう少しシングルタ
スクを上手く使いこなせる様にしたいなと
思う今日この頃です。

 

 

ブログを始めて、心に関する話題が多かっ
たので、今日は身体のことについて。

 

 

私はヨガを習ったり、自己流で始めてから
7年程ですが、身体の正しい使い方を意識
し始めたのは3年程前からです。

 

それまでは割とがむしゃらに、負担や故障
なんて考えることもなく、ただ動きまくっ
ていました。(若さと運動脅迫気味な所も
相まって、負担をかけている自覚無しに、
無理も出来てしまいました。)

その影響で、膝を伸ばしすぎて過伸展に
(過伸展という言葉も、身体の勉強を始め
るまでは知らずにいました。名前の通り、
膝が過度に後ろに反ってしまう状態で
す。)腰回りが硬くなったり、肋骨が開い
たり。。。今でも時間をかけて昔の癖を修
正している最中です。

 

 

身体は資本と言いますが、日常生活で自分
がやりたいことに支障をきたしてしまうよ
うでは、負債になってしまいます。

 

 

身体の使い方の癖は、癖なので、直そうと
しないと直らないものですが、この3年で
直していく中で、とても身体が楽になるの
が実感できました。

以前は身体の不調に振り回されている感じ
がありましたが、今はだいぶ足並みが揃っ
てきた感覚です。

 

 

今、もし身体に何らかの不調が出ているな
ら、それは身体にとって誤った使い方を繰
り返しているからかもしれません。

癖は自分ではなかなか気づけませんが、も
し改善した方が良い部分があれば、身体の
方から不調となって教えてくれます。

 

 

また、身体と心は繋がっていて、心の考え
方の癖などが身体の不調として出てくるこ
ともあります。

どちらもバランス良く、自分自身を傷つけ
てしまう癖を直していけると良いのですが、
なかなか心の方がしんどくて、向き合う気
分になれない時は、身体の方から整えてい
くのも有効です。

 

精神的に疲れている時は、できる範囲で身
体の方を意識的に労わってみたり、身体が
疲れている時は、静かに休む時間や、心が
嬉しい、楽しいと思うことを取り入れてみ
たり、繋がりを上手く利用すると、調子を
崩した時の回復が早くなります。

(身体と心のつながりについてはまた改め
て。)

 

身体の正しい使い方といっても、何が良く
て何が悪いのか、なかなか分かりづらいと
思います。

 

そこでひとつのヒントとして「しわ」があ
ります。

 

今年は人の顔を描く機会が多かったのです
が、じっくり観察すると、「しわ」は本当
に普段の動きと連動していることが分かり、
なかなか感動します。その人の生き方、人
柄が出るというのも納得です。

 

そんな風に年齢を重ねてできるしわもあり
ますが、赤ちゃんの時から、良く動かす部
分、関節の周りにはしわはあります。

身体の方では、これが正しい動かし方の目
安となってくれるのです。

 

 

例えば、先ほどの膝ですが、膝の裏側にし
わがあり、そのしわの部分で膝が曲がるよ
うになっています。

反対側のお皿側、左右の側面にはしわは無
いため、そちらの方向には膝は曲がらない
構造、曲げると負担がかかる構造になって
いるということです。

膝で考えると当然過ぎて、しわ以前の話に
なりそうですが、足の指だとどうでしょう
か。

足の指は、立った時の地面側、足裏側にし
わがあります。

なので、裏側に拳をつくるように曲げる分
には問題ないのですが、本来はしわの無い、
反る方向に曲げると負担がかかります。

ハイヒールを履いている時は、まさにこの
状態で、長時間続くと、その上の足首、膝、
腰、肩にまで影響が出てきます。
(やむを得ずヒールを履いた後は、反対に
本来曲げる方向に意識的に曲げると、歪み
や疲れがとれやすくなります。)

 

また、手の指も実際に行ってみると分かり
やすいですが、人差し指だけを根元から曲
げようとすると、本来の手のひらのしわが
崩れて、長時間そのままでいると痛くなり
そうな気配がしますが、他の指と合わせて
手のひらのしわを崩さないように曲げると、
指だけでなく、肘の方まで楽になる感覚が
あると思います。

 

こんな風に本来からあるしわは、身体を故
障しない、負担のかからない動きのために
あるものなのです。

 

しかし誤った使い方を長時間することで、
本来は無い部分にしわが出来てしまうこと
もあります。

例えば首を前に傾けてストレートネックで
いる姿勢が多いと、首の前側にしわが出来
てしまいます。

また、猫背でいる時間が長いと、お腹にし
わが出来てしまったり、、無表情でいる時
間が長いと、重力によって口の両端にマリ
オネットラインというしわが出来てしまう
ことも。。。

 

 

地球で暮らしていれば、どうしても重力は
常にかかってしまうので、歳月が重なれば
新たなしわは出来てしまうものですが、更
に拍車をかけるのが“停滞”です。

人の身体は動くように作られているので、
同じ姿勢で長時間いるのは、実は負担がか
かります。

 

もし、不自然な場所にしわが出来ていたら、
負担がかかる姿勢で、長時間いることが多
いからかもしれません。

身体からの要注意サインとして、その部分
を反対方向も含めまんべんなく動かしてあ
げると、思わぬ不調が改善することも十分
期待できます。

 

しわも悪者にせず、身体からのメッセージ
として向き合ってみると、今より少し自分
に優しくなれるかもしれません。

 

関連:足は冷えないひび割れない